シングルマザーは結婚対象になるか? シンママ婚活の課題と強み

婚活

 どうも。元婚活冒険家で社会福祉士のジローです。

 現代日本では、女性の社会進出や価値観の多様化などから、シングルマザーという生き方を選択した人が増えています。

 もちろんその中には、「良い人が居れば再婚したい」という方も多いと思います。

そこで今回はシングルマザーが結婚相手の対象となるのか。男性の本音を探ってみました。

 また、3年前にシンママと結婚したわたしの友人のツヨシ(仮名)に協力を得て、婚活におけるシングルマザーの課題と強み、シングルマザーがスムーズに再婚するにはどうすれば良いのかを、男性目線で考えてみました。

 結論から言うと、初めからシングルマザーが結婚対象となる独身男性は多くはありません。

 だからこそシングルマザーの方は積極的に婚活をすべきです。
 以下にその理由を示していきます。

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シングルマザーは年々増えている

 まずは↓のグラフを見てもらいたいと思います。

厚生労働省「国民生活基礎調査」「全国ひとり親世帯等調査」、総務省「国勢調査」により。「国民生活基礎 調査」:18歳未満の子供を持つ母子のみ世帯・父子のみ世帯の割合、「全国ひとり親世帯等調査:20歳未満の子供を持ち母子・父子以外の同居者がいる世帯を含めた母子世帯・父子世帯の割合。

 このようにシングルマザー(母子世帯)の数は年々増加しています。
 それに伴い当然、シンママの方で婚活をしている人も近年多くなっているはずです。

独身男性にとってシングルマザーは結婚の対象となるか

 次にわたしの周囲にいる独身男性20代〜40代の30名にシングルマザーが恋愛の対象になるか聞いてみました。

○あなたはシングルマザーが恋愛の対象になりますか?

 同様にシングルマザーが結婚の対象になるか聞いてみました。

○あなたはシングルマザーが結婚の対象になりますか?

 調査対象者数が少ないのであくまで参考程度の数字ですが、これを見る限り恋愛はオッケーだけど、結婚相手としては考えられない男性が多くなっています。

 また、結婚相手として考えられないと答えた男性に対して 何故結婚対象とならないのか理由を聞いてみました。
 以下は理由として挙がった上位3つです。

1位相手の子どもとうまくやっていける自信が無い
2位自分の子どもが生まれた時、相手の子どもと同じように扱える自信がない 
3位一度離婚している人にはネガティブな印象を持ってしまうから

 このように相手女性そのものより、子どもとの関係性を危惧して結婚対象にはできない男性が多いことがわかります。

ツヨシの事例

 上の結果をふまえて、3年前にシングルマザーのマドカさん(仮名)と結婚したわたしの友人ツヨシの事例を見ていきたいと思います。

ツヨシとマドカさんのプロフィール

タケシ
ツヨシ

○ツヨシのプロフィール

  • 年齢 35歳(結婚当時)
  • 身長 174cm
  • 仕事 印刷会社の正職員
  • 年収 450万円
  • 趣味 ラーメン屋巡り
ヒロミ
マドカ

○マドカさんのプロフィール

  • 年齢 33歳(結婚当時) 
  • 身長 158cm
  • 仕事 印刷会社の事務員(パート)
  • 年収 200万円
  • 趣味 美味しいものを食べる
  • 2年前に前夫と離婚。5歳の長男、3歳の次男の2人の子どもがいる

2人の出会い

 ツヨシが働く職場にマドカさんが後輩として入社しました。仕事を教えているうちにマドカさんの優しく明るい人柄に惚れ込んだツヨシがマドカさんに猛アタック。
 出会ってから半年で付き合うこととなったそうです。

相手に子どもがいる事について

 また、結婚を決意する際、子どものことが気にならなかったか、ツヨシに訊いてみました。

タケシ
ツヨシ
 子どものことを気にする前に相手のことが好きだったんで、「どうやったら一緒になれるか」を前提にいろいろ考えたかな。
 当然彼女と結婚するためには彼女の子どもとの関係性は大切だから、少しでも仲良くできるように努力したよ。
 結婚に際して子どもが障害になるとは思わなかったかな。どっちかって言うと、子ども育てながら頑張ってる彼女が好きだったから。

 どうやらツヨシはマドカさんにベタ惚れだったようです。

 実はわたし自身も過去にシングルマザーの女性と結婚直前までいったことがあります。
 残念ながら結婚には至りませんでしたが、その時に考えていたことはほとんどツヨシと同じでした。

ツヨシの事例から見えるポイント

 ツヨシの話から以下のポイントが挙げられます。

好きになったらシングルマザーだろうが関係ない

 恋愛は良くも悪くも人の頭を麻痺させます。
 好きになってしまえば、多少2人の間にハードルがあったとしても大した問題にはなりません。

シングルマザーの強み

 続いてシングルマザーの強みを以下に挙げます。
 

  • 懐が深く優しい
  • 家事ができる
  • 良い意味で男慣れしている
  • 堅実で現実的である

 ↑は実際にシングルマザーと付き合った経験のあるわたくしジローが感じた感想です。
 もちろんすべてのシンママさんに当てはまる訳ではありませんが、シングルマザーの方は「婚歴なし&子なし女性」と比べ概ねこうした傾向にあると思います。

 それぞれの強みの詳細は過去記事に詳しく書かせてもらっています。
 是非参考にしてください。↓↓

シングルマザーとの結婚が破談になった筆者がその理由と教訓を話します
筆者は婚活をする中で出会ったシングルマザーの方と結婚直前までいきましたが破談になった経験があります。今回は独身婚歴なし男とシングルマザーの結婚について、自身の経験を踏まえ、その経緯と課題について説明したいと思います。

 上記の強みを見たらわかるように、シングルマザーは婚活で有利な特性を多く持っています。
 これは一人で子育てをする上で自然と身につく特性と言えます。もちろん、「未婚子なし女性」には無い強みです。

 ですのでシングルマザーの方は、ぜひ自信を持って頂けたらと思います。

シングルマザーの婚活の実際

 次に現実的な話をします。

 わたしもヒロシも相手女性とは職場で出会っています。職場恋愛の場合は「シングルマザーだろうが関係ない」という理論が通じます。

 しかし、婚活の場合、最初のアンケート結果で示したようにシングルマザーOKの男性は多くありません。
 もちろん職場で良い人に巡り会えればそれに越したことはありません。ただ、なかなかそうはいかないのが現実だと思います。

 ここからはシングルマザーの具体的な婚活方法について説明します。

シングルマザーの婚活における最大のポイント

 シングルマザーが婚活する上で、最大のポイントがあります。

 それは「初めからシングルマザーである事を告知した方が絶対に良い」ということです。

 というのも婚活男性の立場からすると、そういった告知のない女性は、全員勝手に「婚歴なし&子なし」であると判断するからです。

 そして最初に示したアンケート結果の通り、未婚の独身男性でシングルマザーオッケーの人はあまり多く居ません。
 すなわち、告知せずに仲良くなったところであとあと断られる可能性が高くなってしまうのです。

 婚活は時間が命です。最初から自分を受け入れてくれない男性に費やす時間などありません。
 これは絶対重要なポイントですので早期に再婚したい方は必ず徹底するようにしましょう。

シングルマザーが婚活に使えるツール

 続いてシングルマザーが実際に使える婚活ツールを紹介します。

婚活パーティー

 最近の婚活パーティーは特化型が主流です。もちろんシングルマザーに特化したパーティーも数多くあります。
 シングルマザー特化型の婚活パーティーに行くメリットを以下に挙げます。

  • 100%シングルマザーオッケーの男性と出逢える
  • 相手にわざわざ自分がシングルマザーである事を伝えなくて良い
  • 事前のメッセージのやり取りなどが不要で手っ取り早い

 時間のないシングルマザーにとって、シングルマザー特化型の婚活パーティーへの参加はとても合理的です。

パートナーエージェント

婚活アプリ

 現代の出会いの王道であるマッチングアプリはシングルマザーにとっても頼もしい武器になります。
 プロフィールにシングルマザーである事を明記しても、理解ある男性からアプローチしてもらえることもきっと多くあるはずです。

 中でもシングルマザーにとってもっとも強い武器になるのはマリッシュでしょう。


 以下にマリッシュの利点を挙げます。

  • 女性は基本無料で利用できる
  • 男性も再婚希望の利用者が多いのでマッチングしやすい
  • シンママやシンパパに対して様々な特典がある
  • 声プロフを通して相手のイメージを掴みやすい
  • ビデオ通話機能があり、会う前に相手の雰囲気がわかる(会うまでに相手のことがわかると無駄な時間を削減できるので忙しいシンママにぴったり)

 もはやシングルマザーの婚活アプリと言えばマリッシュ一択と言っても過言はありません
 特典などの詳細は以下の公式サイトを御覧ください。

 ちなみに最近わたしの職場の同僚もマリッシュで出会ってめでたく結婚しました。(お互い再婚)

結婚相談所

 結婚相談所はシングルマザーの方も安心して活用できるツールです。
 中にはシングルマザー割引がある相談所もあります。

 結婚相談所の選び方については以下の記事で詳しく書いてますので是非参考にして下さい。

婚活で結婚相談所利用を考えている方へ チェックポイントと選び方をお伝えします
結婚相談所と言ってもいろいろあるし、どこを選んでいいのかわからない...!過去に相談所に登録していたがイマイチだった...。婚活歴10年で成婚した個人ブロガーのジローがそんな方々に向けて結婚相談所の選び方を解説します。

シングルマザーの方がスムーズに結婚するために

 さて、シングルマザーの方がスムーズに結婚する方法を以下にまとめます。

  • シングルマザーと結婚してオッケーの男性はそんなに居ないことを理解する
  • 婚活に際しては自分がシングルマザーであることを最初から伝える。(プロフィールに書いてしまう)
  • 「婚歴なし&子なし女性」にはない魅力が備わっていることを自覚し、自信を持つ。
  • シングルマザーに特化した婚活ツール活用する。

まとめ

 最後に、わたくしジローが社会福祉士として婚活するシンママに一つアドバイスを送ります。

○ジローより

 シンママの再婚に際しては当事者同士の好きという気持ちも大切ですが、何より相手男性と自分の子どもがうまくやっていけるかが大きなポイントになります。(近年の虐待事件を見ても強く思います)

 うまくやっていくコツとしては、本当の親子になってもらおうとしないことです。本当の親子になろうとすると男性側にもプレッシャーが生じるし、子どもにとってもストレスしかありません。

 お互いにお母さんの彼氏、彼女の子ども、ただの同居人くらいのスタンスがちょうど良いです。
 相手男性が理解のある人であれば、自然と時間と共に信頼関係を築いていけるでしょう。

 そして理解してくれる男性の基準は付き合っている段階であなたのことをリスペクトしてくれているかどうかです。
 真っ当な男であれば子育てや仕事を両立させているシンママのことを無条件に尊敬してくれるはずです。そうではなくシングルマザーを馬鹿にしたり上から目線で話すような男であれば、結婚は辞めておいたほうが無難でしょう。

 これからの時代、社会情勢の変化によりシングルマザーが婚活の場でもごくごくスタンダードな特性の一つになってくるのは間違いありません。

 シングルマザーだからと言って再婚を諦めるのは勿体無い時代なのです。
 積極的に婚活して良い人を捕まえましょう。

 皆さんの婚活に幸運が有りますように。

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