こんにちは。元婚活冒険家で社会福祉士のジローです。
寒さも少しずつ和らぎようやく春ですね。
春と言えば桜。桜と言えばお花見です!
今回は婚活の春デートにお花見をオススメする理由について説明したいと思います。
桜には男女を親密にさせる驚くべき魔力があります。
これを読むときっとあなたもお花見デートに行きたくなるはず(?)です。
是非最後までお読み下さい。
ほとんどの人が実は花見デートに行きたがっている

まずはわたしの周囲にいる20代から30代の男女30人(男性14人、女性共に16人)に以下のアンケートを取りました。
○春に花見に行きたいですか?

○花見デートに行きたいですか?

また、花見デートに行きたいと答えた人に対して、「花見はデートの何回目からオッケーか?」についてアンケートを取りました。
1回目から | 12人 | 50% |
2回目から | 8人 | 33% |
3回目から | 4人 | 14% |
もちろん少数のアンケートなので参考程度ですが、なんと半数以上がデート1回目からオッケーという結果に!
その理由を聞いたところ以下のような声が上がりました。
- 花見は屋外で人も多いし初めてのデートでも安心感がある(20代女性)
- 純粋に花見に行きたいといつも思っているで、デートは良い口実になる(30代女性)
- 春のトレンドに乗れている気がする(30代男性)
このように、初回デートから花見オッケーの人も多いので、まだ親しくない相手や婚活で出会った相手などを誘ってみるのも良いかもしれません。
花見デートは親密度がアップする

ここからは花見で親密度がアップする理由を説明します。
日常ではない空間に行くことのドキドキがある
満開に咲き誇る桜の下はもはや異世界。非日常の空間です。非日常の空間はドキドキ感を与えてくれます。
また、同じものをみて「キレイ」と感じるだけでも心が通じ合った気になります。
きっと桜の下ではお互い普通の場所では話せないような事もついつい話してしまうのではないでしょうか。
ゆっくり歩く事で親密さを深められる
花見は桜を見ながらゆっくり歩くことが多いと思います。
この「2人でゆっくり歩く」という行動そのものが、親密度を上げる大きな要因になるのです。
桜がもたらす驚くべき魔力のような効果

桜にはさまざまな効果があります。以下に詳しく紹介します。
クマリン
桜の香りにはクマリンという物質が含まれており、リラックス効果や二日酔い防止作用などがあります。
婚活で慣れない相手とのデートはなにかと緊張するものです。そんな時、リラックス効果のある桜の香りは強い味方になってくれそうです。
幸福を呼ぶ花粉
桜の花粉には幸福ホルモンの一つであるエンドルフィンを分泌させる働きがあります。エンドルフィンは気分を高めたり興奮させる作用があるそうです。
花見をするだけで幸せな気持ちになるのはあながち錯覚ではないようです。
そのため花見デートでは、
「あれ、この人といると幸せな気分になる!」
と相手が勝手に錯覚してくれるかもしれません。
婚活でそう思われたらもはや勝ち確定です。
桜のピンク
一般的な花見で主役になるであろうソメイヨシノなどの花びらは淡いピンク色です。この淡いピンク色には以下のような効果があります。
- 思いやり、愛情を引き出す
- 優しい気持ちになる
- 緊張を和らげる
どうですか? 婚活の初デートにピッタリの効果ですよね。
桜は人を純粋にさせる

余談ですが、わたくしジローも花見デートには何回か行った経験があります。お付き合いしている方と行ったこともあれば、婚活の一環で、そんなに親しくない方とも何度か行きました。
そこでつくづく思ったのは、「桜は人を純粋にさせる」ということです。
行く前は緊張したり、逆に「仲良くなりたい」と張り切ったりするのですが、不思議と桜を見ているとそんな煩悩が薄れてただただ目の前の光景にいつも感銘を受けていました。
そしてデート終わりには、相手の方と「なんだか仲良くなった気がする」のです。
世の中沢山のデートがありますが、特にお金もかからずこんな素敵なデートはないと思います。
(どこにでも桜がある日本人の特権かも?)
特に花がお好きでないという方も、この機会に是非一度花見デートに出向いて頂ければと思います。
秀吉は何故花見にこだわったのか

どうせ花見に行くなら花見の歴史もちょっと知っておきましょう。
歴史を少しわかっているだけで、同じ花見でもより感慨深いものになるはずです。
今では春の定番行事となった花見ですが、この歴史は古く、起源は奈良時代と言われています。
奈良時代は山にしか桜がなかったため、街中の貴族たちの花見はもっぱら梅の花でした。
ですので奈良時代の和歌に出てくる「花」はだいたい「梅」を指しています。
桜の花見が始まったのは、平安時代に入って嵯峨天皇が催した「花宴の節」という宴であると言われています。
その証拠に平安時代以降は「桜」が和歌で多く詠まれています。
平安以後から現代まで、「花」と言えば「桜」を指すようになったのです。
ただ、平安時代において花見をするのはあくまで貴族だけでした。
そんな花見に革命をもたらしたのが豊臣秀吉です。
「吉野の花見」は、徳川家康、前田利家、伊達政宗らの名だたる武将を引き連れて、総勢5000人規模で行われました。当時は特に交通手段も馬くらいしかなかったでしょうから、移動もきっと大変だったでしょう。
その後の「醍醐の花見」では、700本もの桜を吉野や近江などからかき集め移植したというから驚きです。
秀吉のすごいところは、花見を単なる花見にしなかったことです。彼は花見を茶や能や歌を交えて酒を酌み交わす総合エンターテイメントに仕上げました。
これが現在庶民も行う花見宴会に繋がっているのです。
さて、ここで大きな疑問です。秀吉はどうしてそんなに花見にこだわったのでしょうか?
「吉野の花見」も「醍醐の花見」にしてもイベントの規模は壮大で、コスト換算すると現代のお金で軽く億を超えていたに違いありません。
これはわたしの勝手な予想ですが、きっと秀吉は花見の参加者ともっと仲良くなりたかったのではないでしょうか。
上述したような桜の効果を秀吉は知っていて、それを自らの陣営の結束力の強化に使ったのです。
「人たらし」で名を馳せた秀吉ならやりそう事ではないでしょうか?
(そう言えばちょっと前にも桜を見る会で物議を醸したやり手の政治家がいましたっけ)
恐るべし秀吉。恐るべし桜の魔力。
逆にこれを婚活で利用しない手はありませんね。
まとめ
いかがでしたか。
今回は春デートにお花見をオススメする理由を説明させて頂きました。
春は出会いと別れの季節です。学校や職場、婚活などにおいても、沢山の出会いと別れがある事でしょう。
そうした中、気になると人と距離を縮めたいならお花見デートは最適です。
是非勇気を出して誘ってみましょう♪
皆様の恋愛や婚活に幸運が有りますように。
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