どうも。元婚活冒険家で社会福祉士のジローです。
突然ですが、皆さん「親の紹介」でお見合いした事はあるでしょうか。
「あるわけねーだろ」
「親の紹介なんて今時ちょっと恥ずかしいよね…」
なんて声が聞こえてきそうですが…
実はこの「親の紹介」。意外とメリットが沢山あるんです。
今回は【親の紹介によるお見合い】のメリットについて解説したいと思います。
かつては定番だった親の紹介でのお見合い

今でこそマッチングアプリ、婚活パーティー、結婚相談所などありますが、昔はそんなサービスはありませんでした。
参考までに以下のグラフを見て頂きたいと思います。
〇結婚年次別にみた、恋愛結婚・見合い結婚構成の推移

右肩上がりの線が恋愛結婚で右肩下がりがお見合い結婚です。
これを見ると、お見合い結婚が減少し、恋愛結婚が増加しているのが一目瞭然だと思います。
ちなみに現在の「お見合い」と言えば結婚相談所のサービスを連想しがちですが、結婚相談所が一般的なサービスとなったのはせいぜい1970年代以降です。
それ以前のお見合いはほとんどが「親類縁者の紹介」=「親の紹介」だったわけです。
このことから昔は親の紹介によるお見合いが一般的であったことが分かりますね。


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親の紹介が廃れた理由

では、なぜ 親の紹介によるお見合い文化が廃れたのか。
それはひとえに旧来の家制度が消滅し自由に恋愛する世の中になったから、と言えるでしょう。
家制度での結婚は当人よりも家と家との結びつきを大切にしました。
家制度については下記の記事で触れていますので参考にしてください。
日本では自由恋愛になった事で、わざわざ親が結婚相手を探す風習が無くなったのです。
親の紹介は実はメリットが多い
近年下火になりつつ 親の紹介でのお見合いですが、実はメリットが沢山あります。
以下にそのメリットを3つ挙げます。
安心、安全である
親の紹介でのお見合いはどんな出会いの形よりも安心、安全です。
何故なら親は自分の子どもを傷つけるような相手は選びません。
「この人なら大切な息子、娘を幸せにしてくれるだろう」との思いで相手を見つけてきます。
結婚相談所も仲人が相手を探してきてくれるかも知れませんが、あくまで仕事の範疇です。
血の繋がった親に比べると「幸せにしてあげたい」という思いには雲泥の差があります。
事前情報を聞き出しやすい

「親の紹介でお見合い」ということは親同士が知り合いの場合が殆どです。
なので、
「どんな人?」
と親に聞けば相手の親を通して大抵のことは教えてくれます。ましてや友人のように尋ねることに気を遣う必要もありません。
そして母親という人種は、ズケズケと他人のプライベート情報を聞き出すのが得意な人が多いです。
- 仕事は〇〇で〇年くらい働いている
- 年収が大体〇〇万円
- 身長は〇〇センチくらい
- 交友関係はこんな感じ
- 過去にどんな人と付き合ったか
- 好きなラーメンの種類
などなど。
普通ではなかなか聞きにくいような事でも何故か知っている可能性が高いのです。
自動的に親のお墨付きがもらえる

親の紹介でのお見合いの最大のメリットは、親のお墨付きが自動で貰えるということです。
何故なら、そもそも親が紹介してくる時点で親フィルターを潜り抜けているからです。
当然ながら、紹介してくれた人を気に入って「結婚したい」と思った場合、親が反対してくることはまず有り得ません。(サイコパスの親は除く)
近年、「親に結婚を反対されようが関係ない」という人が多いかもしれませんが、やはり家族です。
反対されるより応援されるほうが絶対にやり易いに決まっています。
親に「持ち駒」があるのか問題

これまでの説明で親の紹介でのお見合いのメリットはおおむね理解して頂けたかと思います。
次に疑問となるのが、
「んな事言っても親に持ち駒無いんじゃね??」
問題です。
「持ち駒」というのは結婚適齢期の異性との繋がりの事です。
しかし、親世代を侮ってはいけません。人生長く生きているだけあって親世代の人間には子どもが到底思いつかないような繋がりがあったりします。
例えばわたしは33歳の時、なぜか母親が突然「このコいいんじゃない」と言ってきた女性とお見合いをした経験があります。
年齢は26歳。それなりにキレイで清楚な女性でした。
7つ年下。マッチングアプリでもなかなか出会えないような人です。
結果的にうまくはいきませんでしたが、「親の紹介も捨てたもんじゃないな」と思った瞬間でした。
ちなみにその女性は母親の職場に出入りする業者の娘さんでした。
母親が「うちの息子がまだ独り身で…」なんて愚痴ってる姿が目に浮かびます。
恐るべし、母親です。ちょっと恥ずかしいけど。
親からの紹介でお見合いする方法

ここまで読んで頂いた皆さん。
「親の紹介のメリットはわかったけど、親から紹介でお見合いなんてした事ない!」
「どうやったら紹介されるんだ!?」
と思われる方も多いと思います。
ここからは親の紹介でお見合いするらコツをお伝えします。
親との関係性を見直す
親の紹介でのお見合い云々以前に、「親と会話をしていない」とか、「親と最近顔すら合していない」なんて人も居るかもしれません。特に一人暮らしの人にその傾向が多いかも知れません。
そうした人はまずは親との関係性を見直す必要があります。
方法としては時々電話するとか、一緒にご飯を食べるとか。なんでも良いです。とにかくコミュニケーション積極的にを取りましょう。
すべてはそこから始まります。
結婚したいけど相手がいない事をアピールする
親と定期的に話す機会が生まれたら、事あるごとに自分が独り身である事をアピールしましょう。
ほとんどの親は適齢期の息子、娘が独り身で居るのを良しとはしません。普通の親なら結婚して幸せになってほしい、と願うものです。
ですので、不憫に思った親が、誰が良い人が居れば紹介してくれるかもしれません。
暗に紹介してほしい と訴える

現在、結婚適齢期世代の多くが、
「親の紹介でお見合いなんてちょっと…」
と思っているのと同様に、親世代も、
「親の紹介なんて子どもは嫌がるよね…」
と思っている人がほとんどです。
だから仮に親の周りで良い人が居ても、紹介を実際に試みることは少ないのが現状ではないでしょうか。
しかし、これは実にもったいない話です。
これまで説明した通り、「親からの紹介によるお見合い」というのは婚活における出会いの重要なファクターになり得るのです。
「良い人居ないかな?」
と直接訊くのが恥ずかしければ、
「友達の〇〇ちゃんは親の紹介で結婚したらしいよ。羨ましい!」
などカマをかけてみましょう。
「だったら私も」と親が張り切って紹介を試みてくれるかもしれません。
まとめ
いかがでしたか。
ここでは【親の紹介】でのお見合いが、実はメリットが多い理由を解説しました。
親の紹介でのお見合いのメリットをまとめると以下になります。
- 安心、安全である
- 事前情報を聞き出しやすい
- 自動的に親のお墨付きがもらえる
また、親から紹介してもらうためには親との関係性を一度見直してみましょう。
思わぬ掘り出し物件を紹介してくれるかもしれません。
皆様の婚活に幸運がありますように。
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