
今度一人暮らし始めるんだ!

そうなんだ。

テツオは一人暮らししないの?

俺はまだ考えられないかな。だって居心地最高だもんな。
家賃かからないし。飯は自動でオカンが出してくれるし。
逆に一人暮らしするヤツの気がしれないぜ。

そっか。。。
「わたし年齢=実家暮らし歴なんですけど〜」
「婚活で実家を出るなんて考えられない」
「いや、結婚しても実家出るなんて考えられない!」
などなど。
「婚活では一人暮らしor実家暮らしどっちが有利なの?」
という疑問はよく出てきます。
しかし、結論から言うと婚活で実家暮らしは不利です。
今回は婚活で実家暮らしが不利な件について解説したいと思います。
実家暮らしのメリット

まずは婚活における実家暮らしのメリットを大きく3つ挙げてみます。
経済的で貯金が貯まりやすい
実家暮らし婚活のメリットは殆どこれに尽きる、と言っていいんじゃないでしょうか。
家賃、食費、光熱費の負担が主に両親にかかるため、必然的にお金が貯まりやすくなります。
「実家にお金を入れている」と言っても、一か月に15万円以上入れている人は稀でしょう。
しかし、一人暮らしすれば、何もしなくても月15万円は飛びます。
このことから実家暮らしは非常に経済的です。
余ったお金は貯金したり、どんどん婚活に注ぎ込めことができるでしょう。
婚活に注げる時間が多くなる

実家暮らしでは、家事の大部分をおそらく親が代わりにやってくれるのではないでしょうか。
ふつう家事というのは毎日(仕事が休みだろうが)する必要があります。
この時間が浮くのは実家暮らしの大きなアドバンテージです。
もちろん、その空いた時間を婚活に費やすことができます。
家族が身近で応援してくれる

どんなに家族と仲が良いと言っても、一人暮らしになれば毎日連絡を取り合う訳にもいきません。
その点、実家暮らしは普段から自分のことを気にかけてくれる家族の存在があります。
婚活は時に心身共に疲弊する場面もありますので、その際周囲にいる家族のサポートというのは非常に心強いでしょう。
何はなくとも、人は家に帰って喋る人間が居るだけで大きな安心感を得られますし、気持ちの切り替えも早くすることができます。
実家暮らしのデメリット
次に婚活における実家暮らしのデメリットを5つ挙げてみます。
経済的自立ができない

実家暮らしは経済的な反面、家計収支の大部分を親に依存しているため、どうしても経済的自立ができません。
例えば、実家暮らしの人は現在トイレットペーパーが何円だとか、どこそこのスーパーは何が安いとかいった情報に疎くなりがちです。
それは普段そんなことを気にせずとも生活できているからです。
家計の収支をちゃんと把握できていないということは、すなわち「やり繰りのスキルが身に付いていない」ということです。
婚活は一緒に生活する相手を探すための活動です。
そのため、一人暮らしの人に比べて実家暮らしの人は「経済的自立ができていない」と思われることは覚悟しておきましょう。
心理的自立ができない

実家で家族と一緒に暮らしていると、経済的のみならず、心理的にも依存しがちになります。
これは子どもが親に依存するだけでなくその逆もあり得ます。
いわゆる共依存関係です。
例えば、雨の日に父親に駅まで車で迎えに来てもらったり、遅くに帰ったのに母親が熱々のご飯を用意してくれていたり。。。
こういった行動はもちろん子どもは助かりますが、実は親も喜んでやっている場合が多いです。
親は子どもに尽くしてあげることに喜びを見出しているのです。
相互に依存することは必ずしも悪いことではありませんが、程度によって問題になってきます。
また、普段家族からしてもらってることを、当然のように結婚相手にも求めるようなこのがあれば、ドン引きされるでしょう。
親は無条件に尽くしてくれますが、結婚相手はあくまで対等なパートナーであるのです。
結婚は双方に自立心がないと成り立ちません。
家事スキルが上がらない

実家暮らしは殆どの場合、親が家事の大部分をしてくれるため、家事スキルが上がりにくいです。
実家で掃除や洗い物くらいはしても、毎日料理をしている人は稀でしょう。
そのため実家暮らしの人は婚活で家事スキルが無いと見なされる可能性があります。
逆に言うと実家暮らしでも料理など家事が得意な方は、積極的にアピールする必要があります。
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性的自立ができない
実家暮らしの人は彼氏or彼女ができても自宅に気軽に呼ぶ事ができません。
その事が性的自立を難しくしています。
実際、実家暮らし率と童貞/処女率には相関があるそうです。
婚活では童貞/処女が必ずしもマイナスに働く訳ではありませんが、「性的関係になりづらい環境」 自体は婚活に悪影響をもたらします。
詐欺のターゲットにされやすい

実家暮らしのメリットに「経済的でお金が貯まりやすい」と書きましたが、それは資産を多く持っていることと同じ意味です。
婚活の現場に現れる悪い奴らからすると、婚活世代の実家暮らしは詐欺の最大のターゲットです。
アラフォー世代になると貯金が優に1000万を超えている人も多いでしょう。
悪い奴らはそうした貯金に目を光らせています。
ある程度資産を持っている人は、甘い言葉で近づいてくる相手には、人一倍気をつける必要があるでしょう。
婚活で実家暮らしが不利な理由
婚活で実家暮らしが不利な理由を端的にまとめると、
「コイツ自立できてないな」と思われるからです。
だって自立してない人とは誰も結婚したくないですからね。
もちろん実際は実家暮らしでも「わたしは自立してる!!」という人はいるでしょう。
しかし、要は印象の問題です。
内情はともあれ、婚活では「自立してなさそう」と思われた時点で負けです。
実家暮らしの人は婚活中どうすれば良いか
では実家暮らしの人は婚活中どうすれば良いのでしょうか。
もちろん「一人暮らしすれば良い」と言えばそれまでです。
できる人はするのがベストだと思います。
しかし、現実にはいろんな理由があってなかなか一人暮らしが難しい人もいるでしょう。
そんな方に向けて実家暮らし婚活するなら絶対にやるべき事を一つ挙げます。
それは、
短期間でも良いから「主体的に実家の家事をしてみる」
という事です。
何故なら家事をする事のメリットは計り知れないからです。
大袈裟では無く人間の成長にも大きく寄与します。
以下に家事をする事で得られるメリットを4つ挙げたいと思います。
家事スキルが上がる
当然ながら家事をすると家事スキルが上がります。
視野が変わる(広くなる)
極端な話、家事をする事でこれまで見えなかった世界が見えます。
その結果、もしかしたら詐欺に遭う可能性も減るかもしれません。
家事する人の苦労がわかる
家事は大変ですが、その大変さは実際に家事をしてみないとないとわからないものです。
苦労が理解できる=優しさに繋がります。
話題が増える
家事に関する視点が生まれると、自ずとそこから派生する話題に興味が湧いたり詳しくなったりします。
特に婚活男性は女性との話題の幅が一気に広がります。
家事は自立の第一歩
「家事をする」というのは自立の第一歩です。
そして家事経験やスキルは将来の結婚生活にも確実に活かされます。
やって損は絶対にありません。
「花嫁修行」「花婿修行」として1ヶ月でも1週間でも良いからやらせてもらいましょう。
まとめ
今回は婚活で「実家暮らしは不利な件について」、また実家暮らしの人はどうすべきなのかについて考えてみました。
どんなに優しい父母もいつかは先立ってしまいます。
結婚するしないに関わらずどうせなら両親が元気なうちに、ぜひ成長した姿を見せてあげましょう。
皆様の婚活に幸運がありますように。
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