保育士が結婚できない本当の理由

婚活一般

保育士界隈では「保育士女性は結婚できない」との声が多いそうです。

しかし、一方で保育士女性は男性に根強い人気があります。
その証拠に「みんなのランキング」(https://ranking.net/rankings/best-kekkonshitai-womans-jobs)でも結婚したい女性の職業で保育士は必ず上位にランクインしています。

また、参考までにわたしの周囲にいる20代〜40代の男性30人に以下の聞き取りを行いました。

〇結婚相手に保育士はアリですか?

ほとんどの男性が「アリ」と答えています。
もちろんアンケート母数が少ないので参考程度ですが、保育士女性は人気があることを裏付ける結果になっています。

では何故「保育士女性は結婚できない」という話をよく聞くのでしょうか?
調査を行なっていくとアンケートには表れない婚活男性のリアルな本音が見えてきました。

今回は保育士が結婚できない本当の理由について解説したいと思います。

保育士女性で結婚願望のある方は是非参考にして下さい。

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保育士女性が考える保育士が結婚できない理由

まず最初に保育士自身が考える保育士が結婚できない理由を考えてみたいと思います。
わたしの知り合いの保育士(女性)数名に聞き取ったところ、理由は大きく以下の3つのようです。

職場恋愛が期待できない

保育士の職場は9割以上が女性である事がほとんどです。そのため一般の会社員のように職場恋愛は期待できません。
社会人にとって大きな出会いの場である「職場」で出会えないのは、「保育士が結婚できない」と言われる大きな要因の一つかもしれません。

シフト勤務で時間が合わない

保育士の仕事は朝早く夜も遅い事が多いためシフト勤務が殆どです。場合によっては行事で土日も仕事が入ったりします。
そうなると出会いの場に出席しづらかったり、お見合いやデートの日程を合わせづらかったりします。
こうした「時間を合わせづらい事」も保育士が結婚できないと言われる要因の一つでしょう。

仕事が忙しい

保育士の仕事は多岐に渡り非常に大変です。
子どものケアをするのはもちろん、日々のレクリエーションの準備や保護者対応、行事ごとの準備など目まぐるしくこなさなければいけません。
そのため保育士の多くは忙しく疲弊しています。
そんな中婚活に費やす時間と労力を確保できない事が、保育士が結婚できない大きな理由となっています。

保育士女性に対する婚活男性の本音

さて。↑に挙げたのはあくまで一般的な保育士が結婚できない理由です。
しかし、保育士が結婚できない本当の理由はそれだけではありません。
 
ここからはわたくしジローが婚活男性に聞き取りを行う中で判明した、婚活男性目線での保育士女性が結婚できない理由について解説します。

激務の割に収入が低いから

婚活男性に聞き取りを行う中で真っ先に出てきたのが、「保育士の収入の低さが気になる」という声です。

「女の収入なんてどーでも良くね?」
「女の収入をアテにしてる男なんざこっちから願い下げ!」

と思っている女性の方がいれば考え方が古いです。
今すぐアップグレードしましょう。

何故なら令和の現在、物価高は賃金の上昇を遥かに凌ぐスピードで進行しています。
給与が上がっているのはごく一部の大企業のみで中小企業は据え置きです。いや、むしろ下がっている業界すらあります。
要は高収入の男性が激減しているのです。

そうした背景から婚活男性で女性の収入を気にしない人はかなり少数派になっています。
気にしないのはきっと余程の金持ちか経済情勢に疎い実家暮らしの情弱男性くらいでしょう。

一方、不思議なことに保育士はその業務の大変さに比べて給与はかなり低水準です。
真っ当な経済感覚を持つ男性なら他の条件が同じだった場合、保育士よりも給与の高い他の職業の女性を選ぶのはもはや必然です。

結婚後仕事を続けるイメージが湧き辛いから

保育士女性の仕事は大変です。長時間のシフト勤務や行事での休日出勤などがあります。
この事から結婚後も仕事を続けられるイメージが男性側からも湧きづらいのです。
端的に言うと、

「結婚した瞬間仕事辞めんじゃね?」
「子どもができたらきっと辞めざるを得ないだろうなぁ」

と男性は勘ぐります。
↑に説明したように、現在の婚活男性で女性の収入をアテにしない人は殆どいません。
できれば共働き(しかも正社員)が良いと思っています。

そんな婚活男性が「保育士とは結婚できないなぁ」と考えても仕方ありません。

そんなに頭が良くない印象があるから

保育士はその需要に比べて圧倒的に数が不足しています。
また、前述のように給与が低い割に仕事はキツイです。
わたしが就労していた介護士でもそうですが、そういう業界は採用試験が緩くなりがちです。
誤解を恐れずに言うと資格さえあれば誰でも働けます。

この事が「保育士はそんなに頭良くないんじゃないか?」という印象に繋がります。
(実際はどんな業界も人それぞれだと思いますが要は印象の問題です。)
 
婚活でモテるのはいつの時代も「頭の良い女性」です。

世間知らずだから

保育士は業務の殆どの時間を子どもと過ごします。
これは教師にも言える事ですが、自分より明らかに知識で劣る人達(子ども)と過ごす時間が長いと人は世間知らずになりがちです。

社会人なら当然知っておくべき当然のニューや言葉を知らなかったり、政治や経済に疎すぎたり―。
ちょっとした世間知らずなら可愛いですが、度を過ぎた世間知らず(総理大臣の名前すら知らないなど)は「この人大丈夫かな?」と男性から思われても仕方ありません。

保育士女性の婚活対策

深掘りすると簡易なアンケート結果では得られない婚活男性の本音が見えてきました。
しかし、保育士女性が結婚できない原因がわかれば後は簡単です。
婚活男性のイメージを払拭する対策を取ればよいのです。

保育士女性は婚活で以下の対策を取ればバッチリです。(たぶん)

仕事の事をポジティブに話してみる

婚活男性は「結婚した後も働いてくれるのか」という事を気にしています。
ですので男性を安心させるために仕事の事をできるだけポジティブに話してみましょう。
愚痴りたいのはやまやまですが、婚活ではグッと我慢です。

実際保育の現場は過酷ですが、沢山の子どもの成長を見られるやり甲斐のある仕事です。
探せばポジティブ要素はいくらでも話せるでしょう。

ポジティブな人は婚活に限らず老若男女からモテます。

男性の話をしっかり聞く

「男性は賢い女性が好き」と↑に書きましたが、しっかり他人の話を聞ける女性を男性は賢いと感じます。
余談ですがキャバクラでも人気があるのはめちゃくちゃ可愛い子より、話をちゃんと聞いてくれる普通の子です。

婚活では話の内容が理解できなかったり、くだらなかったとしても取り敢えずうんうん、聞いてあげれば○です。
相対性理論を話されても量子力学について話されても好きな電車について話されても、途中で遮らず取り敢えずうんうん頷いておきましょう。

話の聞き方については以下の記事も参考にしてください↓↓

時事ニュースをチェックする

時事ニュースを知っておくと「世間知らず」とは思われません。
また、婚活の会話に困った際も時事ニュースを話題にして話を盛り上げる事ができるので一石二鳥です。

現在はSNSなどでもニュースをチェックできる便利な世の中です。
ラインナップをかじっておくだけでも話題の幅は広がりますので是非チェックしてみましょう。

思い切って転職する

あくまで最終手段ですが、転職するのもアリです。

というのも、保育士の職務環境の悪さは何十年も前から言われてきた事です。
そしてこの期に及んでまったく改善されていないのは、端的に言うと日本の政治が子どもの養育を軽視し続けている証拠です。
「異次元の少子化対策」と言っても所詮お茶を濁す程度なのは今から目に見えています。

なので政権交代でも起こらない限り今後も劇的に改善される事はないでしょう。
人生は長いようで短いです。
そして結婚や出産・育児適齢期はもっと短いです。
「声を挙げて待遇を改善していく」には残念ながら人の一生は短すぎます。

まとめ

今回は「保育士が結婚できない本当の理由」について解説しました。
婚活男性目線での保育士女性が結婚できない理由をまとめると以下になります。

  • 収入が低いから
  • 結婚後仕事を続けるイメージが湧き辛いから
  • そんなに頭が良くない印象があるから
  • 世間知らずだから

また、保育士女性の婚活対策として以下の4つがあります。

  • 仕事の事をポジティブに話してみる
  • 男性の話をしっかり聞く
  • 時事ニュースをチェックする
  • 思い切って転職する

保育士の社会的評価はまだまだ低いですが、長い目で見れば今後改善される可能性もあります。

保育士を続けられる方は是非前向きに頑張って頂ければと思います。

皆様の婚活に幸運がありますように。

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