
なぁ。うちのオカンが世の中で一番バカバカしいものの名前忘れてしもたらしいねん。

1番バカバカしいものの名前?なんやそれ。そしたら一緒に考えてあげるから、どんな特徴言うてたか詳しく教えてくれる?

オカンが言うにはな。すっごいお金も時間も掛ける割に大した成果がでーへんものらしいねん。それに成果が出ーへんどころか傷つくこともあるらしいねん。

あぁ…その特徴は婚活やろ。そんなん婚活に決まってるやん。
すぐわかったよ。
婚活はコストに対する効果が見合わないものの代表と言っても過言ではありません。
そのためバカバカしいと思う人は実はかなり多いです。
皆さんも婚活をしていてバガバカしいと思ったことはないでしょうか。
わたしも10年に渡った婚活生活の中で、なかなか良い人が見つからない時期だったり、続けてお断りをされた時に、
「こんな事して一体何になるんだろう」
と虚しくなることが何度もありました。
ここでは、なぜ婚活がバガバカしいと感じるのか、その理由と具体的対策についてミルクボーイさんの漫才風に考えたいと思います。
婚活がバガバカしいと感じる理由

ここでは婚活がバカバカしいと思う理由について考えてみたいと思います。
成長を感じられない

婚活な。俺も婚活思たんやけどな。でもオカンが言うにはそれをすると着実に自分が成長してる気になるらしいねん。

おー、ほな婚活ちゃうか。
婚活はね。どれだけやっても成長を感じられないのよ。だって自分がどんだけ頑張っても相手に選ばれないと結婚できへんのやから。就活みたいに良い大学出てたら成功しやすいとか、受け答えが良かったら採用されるとか、そんな単純なもんでもないのよ。婚活が成功するかせーへんかは半ば運命みたいなもんなんやから。
ほな婚活ちゃうやん。
婚活は自分自身がいくら頑張っても絶対的な点数で評価される訳ではないため、成長を感じにくいです。
そのため、学生時代に勉強をすごく頑張ったひとや努力家の人ほど、婚活に対しては無力感を味わい、バカバカしいと思いがちです。
↓関連記事↓

疲れる


オカンもうちょいなんか言うてなかったか?

オカンが言うにはな。それをして家に帰った時は自然と深いため息が出るらしいねん。

あー、その特徴は婚活やろ。そんなん婚活に決まってるやん!婚活はね。初めて会う人とも頑張って喋らんとあかんし、大して面白くもないのに笑顔作ったり、とにかく無駄に疲れるのよ。そんなん婚活に決まってるやん!

婚活なぁ。

相手が好みのタイプやったらまだしも、会った瞬間「あっ、なんか違う」って思っても1時間くらい無駄に喋らんとあかんのやから。全然タイプじゃなかったらその後の時間はもう悲惨よ。
婚活は慣れない相手と話したり食事したり、気を遣う場面が多いのでとにかく疲れます。
相手に対して少しでも興味を持てれば疲れも感じないですが、まったく興味を持てなかった場合はただただ苦痛の時間となります。
そのためお見合いが終わったあと、自宅に帰って「バカバカしい」と思っても仕方ないかもしれません。
目覚めが悪い

婚活なぁ。俺もそー思たんやけど。でもオカンが言うにはな。それをすると次の日は気分爽快で目覚められるらしいねん。

あー、ほな婚活ちゃうか。婚活はね、した次の日の目覚めがとにかく悪いのよ。何であの時あんなこと言うたんやろとか、わたし一生結婚できへんちゃうか、とか考え出したら全然夜寝られへんのやから。目覚めが良いはずないやん。いろんなことで無駄に傷つくのが婚活なんやから。
婚活ではうまくいくことより、うまくいかないことの方が圧倒的に多くなります。
時には相手の言葉に深く傷ついたりすることもあるでしょう。
そのため、夜に一人でいろいろ考え込んだりして眠れなくなることも多くなりがちです。
恥ずかしい

オカンもうちょいなんか言うてなかったか?

オカンが言うにはな。
それをしてる時は堂々と肩で風を切って歩けるようになる、っていうねん。

ほー。ほなやっぱり婚活ちゃうやないか!
婚活はねぇ、なんか知らんけど、してるとちょっと恥ずかしい気持ちになるのよ。婚活に向かう道中なんかできるだけ誰とも会いたくないんやから!
「えっ?なんかオシャレしてるけどひょっとしてデート?!」
なんて微妙な知り合いに聞かれた日には、無言で会釈するのが精一杯なんやから!
肩で風を切る?!いやいや。穴があったら入りたいのが婚活なんやから!
そんなんやっぱり婚活ちゃうやんっ!
これだけ「婚活」が一般的になった現在でも、婚活中の当人はどこか恥ずかしいも思ってしまうものです。
「婚活している自分=イケてない」という思考だと、その活動自体をバガバカしいと思ってしまっても仕方ありません。
婚活をバカバカしいと思ったときはどうすれば良いか

婚活をバカバカしいと思うのは仕方のないことです。
では、バカバカしいと思った時どうすれば良いのでしょうか。
成長を実感できる項目に目を向ける
成長を感じられないことがバカバカしいと思う要因であるなら、成長を感じられるように身近な目標を定めるのが良いでしょう。
というのも最初から成婚を目標に頑張ると、成婚しない限り自分の成長は0となってしまうからです。
それはお笑い芸人であれば最初からM1優勝のみを目標にするのと同じでモチベーションの維持が難しくなります。
例えば、まずは月に一人と会うとか、出会った人を一回笑わせるとか、そんな些細な事で良いのです。
そういう小さな目標を一つずつ達成することで、たしかな成長を感じられるはずです。
ゆっくり休んで気分転換をする

婚活では心身ともに疲れることが多いです。
しかし、疲れた状態をそのままにしておくのは良くありません。
疲れたときはまずはゆっくり休みましょう。
そして休んだ後は気分転換に好きな事(趣味)に没頭するのも一つです。
例えば、旅行や買い物に行ったり、好きな音楽を1日中聴いたり。
定期的に婚活以外の事をして、その時だけは婚活の事などきれいサッパリ忘れてしまいましょう。
そうする事で、婚活を「バガバカしい」と思いつつも、継続する力が湧いてくるでしょう。
婚活を「普通のこと」と認識する
今の世の中婚活は特別な事ではなく普通の事です。
就活などと一緒です。
なのでまったく恥ずかしがる必要はありません。
もしバカにされたら、
「就活せずコネ入社できたラッキーな人もいるのね」
くらいに捉えましょう。
婚活で苦労した経験は絶対に無駄にはなりません。
バカバカしい日々も必ず将来の糧になるのです。
結婚だけが人生ではない事を理解する
おそらく婚活をしている人のゴールは結婚でしょう。
そのためどうしても婚活中は人生における結婚の価値が相対的に上がっています。
端的に言うと「人生には結婚が必要」「結婚こそが人生」となってしまいがちなのです。
しかし、それは間違いであり幻想です。
例えば2022年度時点の生涯未婚率は男性約26%、女性約16%です。
要するに男性の4人に1人、女性の6人に1人は1度も結婚せずに人生を終えるわけです。
「結婚しない人生」というのは実はそこら中存在しているのです。
結婚しない人生が最悪で終わってるか、というと全然そんな事ありません。
独身でも人生を謳歌している人は枚挙にいとまがありません。
逆に結婚してもパートナーの愚痴ばかりでそれこそ人生終わってる人も多くいます。
「結婚は縁があったらする」くらいで婚活に臨めばバガバカしいと思う気持ちも少し和らぐでしょう。
また、気負いなく行う婚活はあなたの本来の魅力が発揮され成功しやすくなるかも知れません。
仲間を作る
辛く苦しい道を1人で乗り越えるのは困難です。
そんなときは、仲間を募って共に乗り越えて行きましょう。
「身近に仲間が居ない」という人であっても今の時代SNSなどで簡単に仲間を作ることができます。
あなたの婚活の悩みは、おそらくすでに多くの人も経験しているでしょう。
辛い経験、困難な経験を共感してくれる人というのは非常に心強いです。
どんどん自分の気持ちを吐き出していきましょう。
また、当ブログ「ジローの婚活学」はいつでも皆さんの味方であり仲間です。
これからも実体験に基づく様々な情報を発信していきますのでぜひ、参考にしていただければ幸いです。
まとめ

ほな、オカンもうちょいなんか言うてなかったか?

オカンが言うには、それが成功したときは人生が変わるくらいめちゃくちゃ嬉しいらしいねん。

おー。その特徴は婚活やわ。婚活の成功=結婚。結婚したら人生変わるし幸せになるもんな。わかった。オカンが言うてるのは婚活。婚活で決まり!

婚活な。俺も幸せになるから婚活思たんやけどな。
でもなぁ。オトンが言うには、そうでもないらしいねん。

オトン幸せちゃうんかーい!
もうええわっ。
結婚の価値観は人それぞれです。
皆様の婚活に幸運がありますように。
コメント